戦略的不動産投資 資産を増やす３つの戦略とは？
今回から「週末起業大家さん」が目指す「戦略的不動産投資」のコンテンツの中から、３つの戦略について解説します。
以前に、不動産投資で大事なことは、失敗しないための土台を作りあげ、その上に戦略を立てることだとお伝えしました。そのことを踏まえて、あなたが「戦略的不動産投資」を実践するための戦略論についてお話したいと思います。
不動産投資「3つの戦略」とは？
- 1. 購入戦略
あなたの不動産投資全体のアウトラインを考える戦略です。どのような順序で、どの金融機関を使って、どのくらいの期間で投資をしていくか、ご自身の現状に合わせて投資方針を立てていきます。
正直な話ですが、不動産投資の成否の7割はここで決まります。購入戦略の如何によって、投資の方向性、目標達成までにかかる時間はほぼ決まってきます。動き出す前に、この購入戦略をきちんと立てておくことが成功の絶対条件とお考えください。
- 2. 運営戦略
購入した不動産をいかにうまく運営するかを考える戦略です。空室対策や修繕のローコスト化、節税対策など、管理会社、リフォーム会社、税理士など、各種の専門家とのネットワークが重要となります。
まさに投資家の経営手腕が問われるところです。この戦略に良否によって、保有期間中の収益が大きく変わってきます。
- 3. 出口戦略
所有する不動産の最終型（継続保有又はどのように売却するか）を考える戦略です。いまはあなたのもとで順調に稼動している不動産も、いつかは手放すときが来るかもしれません。
実は出口は大変重要で、投資全体の利益が確定するのも、この出口のタイミングです。購入前に、予め出口のとり方（出口戦略）を検討しておくことが必要です。
「３つの戦略」は「戦略的不動産投資」の基盤ですが、とくに「購入戦略」と「出口戦略」は、あなたが不動産投資を始める前にきちんと方針を定めておくことが必要です。というのも、この二つは１棟でも不動産を購入してしまうと後戻りが出来ないからです。
そこで、次回はまず「購入戦略」に焦点を当てて解説していきます。
